めっき技能士1級は、
これまで受験してきた資格の中でも、
かなり「実務寄り」だと感じた資格です。
試験対策として机に向かって勉強した期間は、
正直に言って1週間ほどしかありませんでした。
ただしそれは、
めっき業務に長く携わってきた実務経験があり、
日々の作業そのものが知識として
積み重なっていたからだと思っています。
学科・実技ともに、
正確な点数は分からないままですが、
手応えとしては、
「余裕を持って合格した」とは言えず、
かなりギリギリだったという印象です。
この記事では、
・勉強期間1週間で臨んだ理由
・学科・実技試験の内容と緊張感
・実務経験者だからこそ感じた難しさ
こうした点を、
誇張せず、正直ベースで書いていきます。
これから受験を考えている方の
参考になれば幸いです。
めっき技能士1級を受験して感じたこと|勉強期間1週間・正直な手応え
めっき技能士1級は、
これまで取得してきた資格の中でも、
かなり特殊な位置づけの資格だと感じています。
というのも、
この資格は座学中心ではなく、
日々の実務そのものが試験対策になる側面が強いからです。
私自身、
めっきに関する業務には長く携わっており、
普段の作業経験がそのまま知識として
積み重なっている状態でした。
そのため、
試験に向けた勉強期間は、
結果的に1週間ほどしか取っていません。
「勉強した」というよりも、
これまでの実務を振り返りながら、
確認作業をした、という感覚に近かったと思います。
勉強時間1週間で臨んだ試験対策
学科・実技ともに、
新しい知識を一から詰め込むというより、
・普段やっている作業の意味を整理する
・言葉として説明できるかを意識する
・試験形式に慣れる
このあたりを意識して対策しました。
実務経験がある分、
理解自体はすんなりと入ってきましたが、
逆に「感覚でやっていることも多いため」、
言語化するのは意外と難しく、
そこが一番の対策ポイントだったと思います。
学科試験の内容と印象
学科試験は100分で、
以下の構成でした。
・○×問題:25問
・4択問題:25問
・合計50問
時間的には比較的余裕があり、
落ち着いて問題を解くことができました。
学科は途中退室可能でした。
ただし、
実務経験があるからといって
油断できる内容ではなく、
・用語の定義
・数値や条件の正確さ
・基本的な理論部分
こうした点を
曖昧なままにしていると、
簡単に失点する構成だと感じました。
実技試験の内容と緊張感
実技試験は、
紙ベースの問題で、
写真や図を見て判断する形式です。
電卓は使用可能でした。
問題数は6問で、
1問あたりの持ち時間は約10分。
1問ずつの配点が大きいため、
1つの判断ミスが
そのまま結果に直結する緊張感がありました。
時間内に解くこと自体は可能ですが、
見直しをする余裕はほとんどなく、
「判断力」と「集中力」が強く求められる試験です。
自己採点と正直な手応え
めっき技能士1級は、
公式から配点が公表されないため、
学科・実技ともに
正確な点数は分かりません。
自己採点ベースでは、
大きく外した問題はないものの、
「余裕を持って合格した」
という感覚でもありませんでした。
正直なところ、
ギリギリだったと思います。
ただ、
これまでの実務経験がなければ、
短期間の対策では
かなり厳しかったとも感じています。
実務経験が前提の資格だと感じた理由
めっき技能士1級は、
暗記だけでどうにかなる資格ではなく、
・実際の作業を理解しているか
・異常時の判断ができるか
・工程全体を把握しているか
こうした点を
当たり前の前提として問われます。
逆に言えば、
実務経験がしっかりある人にとっては、
経験をそのまま活かせる資格でもあります。
めっき技能士1級はどんな人に向いているか
めっき技能士1級は、
・実務経験が十分にある人
・日常業務を言語化できる人
・現場での判断を求められる立場の人
こうした人には、
非常に相性の良い資格だと思います。
一方で、
・知識だけで突破しようとする人
・実務経験が浅い人
にとっては、
かなりハードルの高い資格です。
正直なまとめ
めっき技能士1級は、
「勉強量」でどうにかする資格ではなく、
これまでの積み重ねを問われる資格です。
短期間の対策で受験しましたが、
それが可能だったのは、
実務経験があったからこそだと思っています。
現場でめっきに関わってきた人にとっては、
自分の経験を証明できる資格であり、
そうでない人にとっては、
覚悟が必要な資格だと感じました。
※この記事は
「工場・設備系資格の体験談」シリーズの一部です。
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