第二種電気工事士は、学科と技能の両方があります。
受ける前は「知識と実技」の違い程度に思っていましたが、
実際は性格がまったく違う別の資格だと感じました。
今回は、両方を経験して分かった「向き不向き」と、合格を確実にするための40代の立ち回りについてお話しします。
1. 学科は「得点効率」で割り切る
学科試験で私が下した判断は、「複線図の問題を捨てる」ことでした。
過去問2年分を解いた段階で、複線図に時間を割くよりも、他の分野を固めた方が楽に、確実に点数が取れると確信したからです。満点を目指す必要はありません。40代の勉強は、こうした「戦略的な割り切り」が勝敗を分けます。
人それぞれ得意不得意はあると思います。
私の場合は、得意な分野は確実に点を狙い、
それだけでは合格点に届かない…
となった時に苦手分野を進める選択をしました。
2. 技能を支えるのは、現場仕込みの「段取り」
一方で技能は、知識よりも「段取り」の試験です。
作業手順に合わせて、自分が最も使いやすい位置に工具を配置する。
使い終わった工具は片付ける。
その、製造業の現場で培ってきた「作業効率の追求」が、技能試験では大きな武器になりました。
「知識」の学科と、「体」の技能。
この2つが揃って初めて、電気を扱うスタートラインに立てるのだと実感しました。
3. 恐怖を消すための「3回確認」
技能試験本番では、
現場経験者ゆえの「電気への恐怖心」が常にありました。
一箇所の欠陥で即不合格というプレッシャー。
それを打ち消すために、作業の節目ごとに必ず確認を入ることを徹底し、完成後には全体を3回確認しました。
試験は慎重すぎるほどでちょうどいい。
その緊張感が合格を引き寄せたのだと思います。
学科を戦略的にパスし、技能を段取りで制す。
自費受験だからこそ、
私は「最も失敗のリスクが低い組み合わせ」を選びました。
私が実際に一発合格まで使った全アイテムをまとめています。
まとめ:両方あるから、一生モノの資格になる
知識だけの頭でっかちも、
理屈のない作業も、現場では通用しません。
性格の違う2つの試験を乗り越えて手にした免状は、ただの紙切れではなく、あなたの将来を守る「確かな盾」になります。
この体験談が、これから挑戦する方の判断材料になれば幸いです。
