※この記事は、筆者が公害防止管理者(大気1種)を実際に受験した時点での体験談をまとめたものです。なお、現時点では1科目のみ不合格となっており、資格は未取得です。合格後は、学習内容や考え方をさらに追記する予定です。
公害防止管理者(大気1種)。水質2種を取得した私が、次なるステップとして選んだのは、会社からの指示でも義務でもない、「自分自身の将来に向けた戦略的な挑戦」でした。2025年、自費受験で挑んだ大気1種の記録をここに残します。

「ついで」が「野心」に変わった受験動機
もともとは、既に持っている水質2種を「水質1種」にアップグレードしようと考えていました。水質1種に必要な追加科目は「大規模水質特論」のたった1科目。しかし、ここで一つの疑問が浮かびました。
「1科目の試験のために、わざわざ遠い受験会場へ行くのは面倒ではないか?」
「どうせ貴重な休日を使って会場へ行くのなら、もっと将来に直結する大きな成果を狙うべきではないか?」
そう考えたとき、ターゲットに浮上したのが公害防止管理者(大気1種)でした。水質1種と大気1種、この「ダブル取得」こそが、現場作業員として、また将来のキャリアにおいて最強のメリットになると確信したのです。
2026年を見据えた「2カ年ロードマップ」の策定
大気1種は難関です。しかし、私には「科目合格制度」という強い味方がついていました。最初から1年で全てを獲ろうとはせず、以下のような戦略を立てました。
- 2025年(1年目):大気1種の「特論系2科目」を確実に合格し、地盤を固める。
- 2026年(2年目):大気1種の残り科目 + 水質1種(大規模水質特論)を同時受験。
最初から「長期戦」を前提にしていたため、勉強に対する重圧は全くありませんでした。むしろ、自分の意志で、自分の未来のために時間を投資しているという感覚が、私を突き動かしました。
自費受験だからこそできた、夜23時までの「自分への投資」
会社指示で受けた水質2種のときは、20時という門限(自分なりの区切り)を決めて勉強していましたが、自費受験の大気1種は話が別です。誰に言われたわけでもなく、自分の身銭を切って受けている以上、プレッシャーではなく「納得感」がありました。
仕事から帰り、疲れた体にムチを打ちながらも、遅いときは夜23時まで机に向かいました。この時間は、会社に捧げる時間ではなく、未来の自分へ捧げる時間。そう思えたからこそ、1ヶ月という短期間で5科目の範囲を網羅することができたのです。
2025年の試験結果:予想を上回る「4科目合格」の快進撃
2025年の結果は、私にとって驚きと喜びに満ちたものでした。
【2025年・大気1種 自己採点結果】
・大気概論:5 / 10(不合格)
・大気特論:10 / 15(合格)
・ばいじん・粉じん特論:12 / 15(合格)
・大気有害物質特論:10 / 10(満点合格!)
・大規模大気特論:7 / 10(合格)
大気概論のみ、わずか1問足りずに不合格となりましたが、私の中では「大成功」でした。もともと「2科目獲れれば御の字」と考えていた戦略に対し、実際には特論4科目を全て突破。特に大気有害物質特論の満点合格は、大きな自信に繋がりました。
概論の1科目残し。普通なら悔しがるところかもしれませんが、私は「2026年の負担がこれ以上ないほど軽くなった!」と、安堵感と嬉しさでいっぱいでした。
「概論」という壁、ふたたび
一方で、改めて浮き彫りになったのが「概論科目への苦手意識」です。水質2種のときもそうでしたが、範囲が広く、抽象的な概論は、現場での実務知識を武器にする私の勉強法とは相性が良くありません。
しかし、これは想定内。2026年は、この苦手な概論を「後回しにしない重点科目」として据えることで、攻略の目処が立っています。
2026年、水質1種・大気1種のダブル合格へ
今回の戦略的な科目合格により、2026年の私の試験科目は以下のようになりました。
- 大気概論(大気1種・最後の一欠片)
- 大規模水質特論(水質1種・最後の一欠片)
まさに、王手が掛かった状態です。1年目に無理をして燃え尽きることなく、楽しみながら勉強を続けた結果、最高に有利な形で最終学年を迎えることができました。
まとめ|大気1種は「戦略」で攻略できる
大気1種は、決して势いだけで突破できるほど甘い試験ではありません。しかし、以下の3点を意識すれば、現場で働く私たちでも確実に手に届く資格になります。
- 無理な一発合格を狙わない:科目合格制度をフル活用する。
- 「ついで」をチャンスに変える:水質1種など、他資格との組み合わせで効率を最大化する。
- 自費受験という「自由」を楽しむ:誰にも文句を言わせず、自分のペースで追い込む。
私は2026年、この戦略の集大成として水質1種と大気1種の同時合格を果たします。現場の経験を、確かな「資格」という形に変えるために。私の挑戦は、ここからが本番です。
