第二種電気工事士は、誰でも受けられる資格です。
ですが、「誰でも簡単に受かるか?」と聞かれたら、私はNOと答えます。
特に怖いのは技能試験。油断していなくても、たった一度の「魔が差すような思い込み」で一発アウトになる世界だからです。
今回は、私が受験して感じた
「落ちる人が出やすいポイント」と、
40代が確実に合格を掴み取るための戦略をお話しします。
1. ベテランでも「魔が差す」のが技能の怖さ
技能試験は受験日や地域によって変わり、
事前公開されている問題13問の中から出題されます。
私が受験した時の技能試験は、
露出形コンセントを含む3路回路でした。
作業は順調でしたが、
一瞬、背筋が凍る場面がありました。
のの字曲げを「左巻き」で付けそうになったのです。
自分でもなぜそんなミスをしそうになったのか、今でも謎のままです。
練習でもその欠陥は一度もありませんでした。
しかし、現場経験がある人でも、
試験という特殊な環境下では「ありえない思い込み」が普通に起きます。
技能試験はこうした「確認不足」がすべてを台無しにします。
2. 40代こそ「CBT方式」で集中力を買う
学科試験(そして私の場合は電験三種も)では、CBT方式を選択しました。
従来の紙試験のような「大勢が同時にページをめくる音」や「独特の空気」はありません。
人も少なく静かな環境で、
自分の画面だけに集中できる。
この「落ち着ける環境」を自ら選ぶことも、
焦りによるミスを防ぐ立派な戦略です。
3. 15分完走を支えた「徹底的な反復」
私の技能試験は、作業15〜20分で作品が完成し、残りの時間を確認に充てました。
これほどスピードが出せたのは、単なるセンスではなく、泥臭い練習量があったからです。
もちろん問題が良かったのも理由の一つです。
私の技能の練習方法は、
- 複線図:10回以上の書き込み
- 実技:公表問題13問を2周、苦手に感じた7つの問題はさらに+1周
「手が勝手に動く」レベルまで反復したからこそ、本番で魔が差しても、修正するための「時間という貯金」を作ることができました。
お小遣いから出す練習用材料キットは、決して安くありません。
だからこそ、1周1周を無駄にしないため、教材選びが重要になります。
まとめ:甘く見ていいのは「学科」まで
学科は対策を積めばなんとかなります。
しかし、技能はどれだけ準備しても「一度のミス」で結果が大きく変わります。
「自分は大丈夫」という過信を捨て、圧倒的な練習量で「確認の時間」を捻出する。
それが、40代が電工2種という保険を手にするための最短ルートです。
