電気工事士2種を受験したのは、
私が40代のときでした。
高卒で製造業の現場に入り、
仕事も生活も安定していた時期です。
何かに追い込まれていたわけではありません。
それでも、
ふとした瞬間に将来への不安がよぎることがありました。
今回は、
そんな「安定の中の不安」を抱えていた私が、
なぜ40代で電工2種を選んだのか、
当時の背景をお話しします。
1. 年々キツくなる夏場と、蓄積する疲れ
40代に入り、
現場で一番に感じた変化は「体力」でした。
特に夏場の暑さは年々体に堪えるようになり、
疲れも抜けにくくなってきた。
「このままの働き方を、定年まで続けられるだろうか?」
大きなトラブルがなくても、
こうした現実的な問いが頭を離れなくなっていました。
現場を熟知した上で、
少しでも「知識」を武器にした働き方にシフトしたい。
それが電工2種を意識したきっかけです。
2. 意外だった妻からの「取得リクエスト」
自費での挑戦でしたが、
幸いなことに家族の協力もありました。
というより、何気なく電工2種の話をしたら、
妻の方から
「取ってほしい」
というお願いがあったのです。
家にいる時間が長い妻は、
コンセントの配置や電気系統の使い勝手に、
私以上に不満を感じていたようです。
妻に「勉強する」と言えば、
テレビを消して静かな環境を作ってくれる。
そんな家族の支えも大きな原動力になりました。
3. 資格の難易度より「費用の難易度」が高い
電工2種は、
電気の入門として非常に受けやすい資格です。
「背伸びしすぎず、着実に積み上げられる」
という点でも、当時の私にはちょうどいい位置にありました。
ただし、一つだけ誤算がありました。
試験の難易度よりも、受験にかかる費用のハードルが高いことです。
テキスト代だけでならともかく、
工具一式、そして練習用の材料キット……。
自費、かつお小遣いの中でやりくりする身としては、この出費はかなりの覚悟が必要でした。
受験料も含め、数万円の投資になります。
お小遣いから出す以上、安物買いで失敗するわけにはいきません。
私が限られた予算の中で、これなら一発合格できると判断して揃えた道具をまとめています。
まとめ:41歳からの「ちょうどいい」挑戦
41歳、高卒、製造業。
この立場で電工2種に挑むことは、決して遅すぎることはありません。
自分の体力を守るための「保険」として。
そして家族の生活を便利にするための「スキル」として。
今の自分から見ても、あの時の判断は正解だったと言い切れます。
