第二種電気工事士(以下、電工2種)の勉強を始めて、
私が最初につまずいたのは学科ではなく、
技能試験でした。
ネットでは、
「電工2種は簡単」「技能は慣れれば大丈夫」
といった景気のいい言葉をよく見かけます。
ですが、
40代の現場エンジニアが実際にやってみた実感は、
その印象とは少し違うものでした。
1. 最大の壁は「複線図」での足止め
技能試験の練習で、私が最初につまずいたのは複線図でした。
単線図を複線図に変換する……この作業が、想像以上に頭を使います。
正直はじめは甘く見ていました...
実際の作業(手を動かす工程)に入る前に、この「考える工程」で止まってしまう。
これが練習時の時間不足の最大の原因でした。
「あれ、意外と全然余裕がないな」
頭で分かっているつもりでも、手が止まる。
これが最初のリアルな感想です。
2. 地味に精神を削る「バラす作業」
技能練習をしていて、一番のストレスだったこと。
それは、
課題が終わるたびに配線をバラす作業です。
集中して作り上げ、完成を確認した直後に、
また自分自身でそれをバラバラに分解していく。
時間もかかるし、とにかく面倒くさい。
お小遣いで買った大切な電線が短くなっていく虚しさ……。
この地味な反復作業は、精神的にかなりの負担でした。
複線図で悩み、バラす作業に時間を取られる。
自費で挑む40代にとって、時間は何より貴重です。
私が実際に使って「これがあればもっと楽だった」と感じた時短工具や、理解を早めてくれたテキストを紹介します。
3. 学科試験は「順番」で楽になる
ちなみに、学科試験について言えば、私は電験三種を先に取得していたため、計算問題は流し見する程度で済みました。
もしあなたが、将来的に電験三種まで視野に入れているなら、この「計算への慣れ」は大きな武器になります。
逆に言えば、電工2種は「どこでつまずくか」を事前に知っておく資格だと言えます。
まとめ:電工2種は「楽ではない」が「越えられる」
電工2種は、決して「何もせずに取れるほど甘い資格」ではありません。
特に技能の段取りや複線図は、練習量と慣れがすべてです。
それでも、淡々と続けていけば、
必ず光が見えてきます。
最初につまずくポイントが分かっていれば、対策は立てられます。
この体験談が、あなたの学習のヒントになれば幸いです。
